そもそも、seseを初めて知ったのは、エロスごはん研究所のまゆなむさんによる告知でした。まゆなむさんは、エロスの切り口で食を捉えて発信活動をなさっている食と性の研究家であり、以前よりご活動を追っていました。その方がseseのアンバサダーにご就任とは、なんとも面白そうではないか。
おまけにアンバサダーはまゆなむさん以外にも、本編にもお名前が登場していたラブグッズプロデューサーのなつえりさん。そして、看護師のマッキーさん、フェムテック専門アドバイザーまつださんを含めた4名体制。ふむ、性に関して様々な知見を持ったプロが集結しておられる。
そのようなわけで、多面的に性を捉えられるのではと、サービス開始と同時に入会に至ったわけです。
ちなみにseseのサービス開始時期は2023年11月。なんと本サイトNina Novembre のスタートと同時期!密かにご縁を感じていたのも理由の一つでした(笑)
さて、実のところ、seseのサブスクがキッカケで生まれて初めてトイを使用した私。これまでラブグッズを扱う業者はどうしても○○系を想像してしまい、身構えるタイプの堅物人間でした(汗)
四十路を超えて再び訪れた初恋のような、ドキドキワクワク感ときたら、もぅ…(笑)
ところが、すぐに壁にぶち当たります。
マンネリです。
いまひとつトイを楽しみきれてない感が出てきたのです。
そのような中、偶然なつえりさんとメッセージをやりとりする機会があり、有料会員向けリアルイベント「トイを活用して自己開発する講座」をご案内いただきます。これは取材するしかない!鼻息荒く参上したわけです(笑)
当日の会場参加は、なんと私ひとり(笑)そして、もう一人関西圏からオンラインで参加なさっているほんわかとした雰囲気の素敵な女性がいらっしゃいました。さぁ、平日の昼下がり白昼堂々あけすけなトークが始まります。内心では、ドキドキというか、もはやソワソワです(笑)
イベントの冒頭、なつえりさんは語ります。
” 気持ちいい ” は、つくれるんです!と。
人間の繁殖行動において、通常オーガズムを感じることがセットの男性器に対して、女性器はそれがなくても成立するという大きな違いがありますよね。でも、女性にはクリトリスというオーガズムを感じるためだけに存在する臓器があるのだと説明を受けます。
ぬぬ…?
そのような臓器を意味もなく神様が付けるはずもなかろう。セルフプレジャーを生活に落とし込むには、自分自身の性感帯を知る必要があるのだと知ります。
その後、なつえりさん渾身の自己開発の研究結果を懇々とご指南いただきます。
なにやら”気持ちいい”を作る身体の部位は、松竹梅的段階があるようで、その順番は、クリトリス※、Gスポット、膣の奥にあるポルチオとのこと。
※ クリトリスはあの小さな隆起と思っている方も多いと思いますが、それはなんと全体の10%の姿。体積の90パーセントが体内に埋まっているのをご存知でしたか?形は両手を広げたペンギンのような形をしていて、全長約9センチもあるそう。オーストラリアの泌尿器科医ヘレン・オコネル氏が、クリトリスの持つ神経の数はペニスの2〜3倍であることなど、その全容を史上で初めて研究発表したのは2005年のこと。女性のセクシャルプレジャーに対する意識が大きく飛躍しました。
快楽の特性について説明を聞いていて私が勝手にイメージしたのはこんな感じ。伝わりますかね…
松|クリトリス|シャワーを浴びてスッキリ!気持ちいい!
竹|Gスポット |お風呂に浸かって、あぁ〜、気持ちいい!
梅|ポルチオ | 岩盤浴で身体の芯まで温まって、はぁ… 気持ちいぃ〜…
上記3箇所それぞれの快楽神経に対して、どのタイプのトイでどのようにプレジャータイムを過ごすと良いかなどのポイントを解説いただきます。
なるほど、どうやら感じる部分は個々人で全然異なること、体調の影響も大きいようです。そのため実践してみてオーガズムを感じなくても早々に落ち込むべからず、ということですね。(事実、オーガズムに達したことのある女性の割合は6割程度だそう)
気になることがあれば、随時参加者からの質問にも答えて下さるような双方向のコミュニケーションスタイル。赤裸々な興味深いお話も相まって、あっという間に2時間が経ちました!スタート時には聞くのも話すのも恥じらいに感じていた数々のワードに対して、随分とフラットな感覚になってきたのが私個人の変化と嬉しい驚きでした(笑)
なつえりさん、もう一人のご参加者さん、そして私も含めて生み出した安心安全の空間。そしてその空間が織りなしたじんわりと温かい優しい心持ちが、あぁ、何より気持ちいい….
自分の性に対して真摯に向き合うことを通じて、自己や他者と深いところで繋がることが、セクシャルウェルネスの大事なベースになっていることをポカポカ芯から感じたのでした。
Thank you for interview
sese ambassador | Ms.Natsueri
Instagram herself
sese Instagram
sese HP
read more ▶︎ sese 有料会員向け定期交流会についての関連記事はこちら
コメント