セクシャル・ウェルネス界のリーダーによるタブーなしの女史トーク！- 性の常識が覆る全３回連載 – Vol.１｜もう、目を背けられない… セックスレスの裏に潜むもの

2025-10-07

セルフ・プレジャーをしたら、「超無敵」になった！？

koko「それ以降、自分で毎週プラクティスとしてセルフ・プレジャーをやり始めたら…何これー！って。」

きみえ「セルフ・プレジャーはやっぱり最高ですよね！」

koko「そう、それで全てが変わったんですよ！自分の立ち位置や輝きが変わったんです。性が変わることによって、生き方が変わるんですよね。超無敵になった。そこから更に変化がもっと早くなったんですけどね。」

みーこ「うわぁ〜…すごい！それまでのインスタントなセルフ・プレジャーから具体的にはどのように変えたんでしょうか。例えば、キャンドルを焚いたり、儀式化したりですか？」

koko「質問上手ですね〜（笑）細かいところまで聞いてくる（笑）」

みーこ「いやいや、そんな…（笑）セルフ・プレジャーする人はいても、それによって、いきなり急に人生が変わった！みたいなことって周りであまり聞かないので…。」

koko「確かに、確かに。」

みーこ「だから、なんの違いがあるのだろうと、すごく気になります（笑）」

koko「うん、うん、すごく大事なことです。一般的には、オナニーとかマスターベーションと呼ばれているのは、すごくクイックで刺激的だったり、局地的だったりするんだよね。要するにイクことを目的としているんですよね。
でも、私が言ってるセルフ・プレジャーというのは、全く違うんですね。スローなんです。
ファーストフードと、スローフードやオーガニックなごちそうの比較でよく例えるんですけど、ファーストフードのハンバーガーとか食べたら美味しい！とかなるかもしれないけども、胃がもたれたりとか、満足感が持続しないんですよね。カロリーが高いとか。
でも一方で、本当に丁寧に作ったお野菜の料理とか、ゆっくり味わって食べたら、年齢が若いと物足りないと感じるかもしれないけど、歳を重ねるごとに、あぁ、こういうのが豊かだなあと、全身に広がるエネルギーを感じれるようになるじゃない？
なので、まずスローであることが、すごく大事だよね。
そして物事はすべて、インテンション（意図）！なぜセルフ・プレジャーをするのか。イクことじゃなくて、自分の内側の快感や感覚っていうの感じることを意図するんです。」

みーこ「自分の快感や感覚を感じる意図…まさに自分自身と繋がるってことですね。」

知ってる快感（プレジャー）は、氷山の０.０１%だった！

koko「そうです。それから、快感って言うのが、私が知っている快感は、氷山の一角どころか、０.０１%しか知らなかった！何これ？こんなのがあって、こんなのも、そんなのもあるの？って（笑）今でも掘り下げていて、一生続くんじゃないかって思う（笑）」

みーこ「え〜！？そんなにある？（笑）」

きみえ「うん、うん、うん（笑）」

koko 「だから、男なんていらないって言っているのではなくて、私、本当に無敵！って思える（笑）」

きみえ「あはは（笑）」

みーこ「無敵！最強ですね！」

koko「もちろん、セックスは誰か繋がるつながる儀式だから、豊かだし、すごく大きい意味があるんだけど、セルフ・プレジャーは本当に自分のことを知ることができる儀式だと思う。前の私は、おかずとかエロいシーンを思い浮かべてみたり、官能小説読んでみたり、導入剤としてAVを観たりとかあったんだけど、一切！！いらなくなった。
本当に豊かで色々な世界があるんです。すごく深くてゆっくりの時もあれば、宇宙と本当に繋がるような時とか、ある時はランジェリーをつけてエロティックな雰囲気を楽しむとか、色々な世界が自分の中にあるんです。」

みーこ「バラエティーが、色々あるんですね。」

koko「（セルフ・プレジャーをする前は）自分でしてて虚しいなとか、この歳になってもなってとか、誰も相手にしてくれないからとか、思っていたんだけどね（笑）」

みーこ「そう思ってる女性、結構いると思います。前の私もそうでした（笑）kokoさんはよく、自分とのデートとよくおっしゃってますしね。」

koko「まさにそんな感じです。」

みーこ「それこそ追いかけてたフランス人の男性に対して、心境の変化はありましたか？要するに依存心のようなものがなくなったりだとか。」

koko「そうね、何の後腐れもなく….」

すると、kokoさんが少しお顔を上の方にあげて、物思いに耽るような素振りを見せました。